体操女子 五輪代表選考要項に“昨年の教訓” 「強化本部推薦もあり得る」の文言も

 日本体操協会は17日、都内で常務理事会を開催し、体操女子の五輪代表選考基準をまとめた。

 1964年の東京五輪以来となるメダル獲得を目指す団体に出場する4人は、3月のW杯と、4、5月の全日本選手権、NHK杯の国内大会の個人総合で3枠を決定。残る1人は、原則としてNHK杯までで上位8人に入った選手で、個人総合3枠の選手との組み合わせで2種目以上に貢献し、チーム得点が最高となる選手を選出する。

 ただ、昨年の世界選手権代表選考において、エースの村上茉愛(日体ク)が腰痛によりNHK杯を棄権し、“救済案”を巡って混乱。規定上代表に選出できなかったこともあり、4枠目については「※強化本部推薦もあり得る」の文言を加えた。同推薦はNHK杯8位以内には縛られない。

 田中光・女子強化本部長は「不測の事態があった場合。1次予選(全日本ジュニア、シニア、インカレ)も含めて考える。どういう場合に適用するかは言えません」と、話した。

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