波乱の初場所!白鵬に早くも土 遠藤が連日の金星 2大関黒星で上位陣に連勝なし

遠藤(上)の切り返しで敗れた白鵬=両国国技館(撮影・園田高夫)
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 「大相撲初場所・2日目」(13日、両国国技館)

 2場所連続優勝を目指す横綱白鵬(宮城野)が前頭筆頭の遠藤(追手風)に切り返しで敗れ、2日目にして早くも土がついた。遠藤は初日の鶴竜(陸奥)に続く連日の金星。自身6個目の金星となった。

 鶴竜(陸奥)は阿炎(錣山)をはたき込みで下し、星を五分に戻した。

 2大関はともに黒星を喫した。貴景勝(千賀ノ浦)が北勝富士(八角)にいなされ、押し出しで土俵を割った。北勝富士は初日の豪栄道(境川)に続いて連日の大関撃破。かど番の豪栄道(境川)は出足こそあったが、御嶽海(出羽海)に反撃され、寄り切られた。痛めている左足首の影響なのか本来の迫力はなく、連敗となった。

 関脇に陥落した高安(田子ノ浦)は隠岐の海(八角)を押し出して初白星。10番勝って大関復帰を目指す。自己最高位の西前頭5枚目に付けている注目の炎鵬(宮城野)は、正代(時津風)の上手投げに押しつぶされ1勝1敗となった。

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