1日付で就任した日本パラリンピック委員会(JPC)の河合純一委員長が10日、東京都内で記者会見し「五輪とパラリンピックが一体となり、活力ある共生社会を実現したい。覚悟を持って全力で取り組む」と意欲をのぞかせた。
河合氏は1992年バルセロナ・パラリンピックから6大会連続で出場し、競泳男子の視覚障害クラスで「金」5個を含む日本人最多21個のメダルを獲得。引退後の2016年には国際パラリンピック委員会(IPC)の殿堂入りを果たした。
元選手がJPCのトップになるのは初めて。「アスリート中心の組織体制にしたい」と所信表明した。