日本障がい者スポーツ協会は28日に理事会を開き、日本パラリンピック委員会(JPC)の山脇康委員長の退任と、パラリンピック金メダリストの河合純一氏の新委員長就任を承認した。着任は来年1月1日。元パラ選手がJPCのトップに立つのは初めてとなる。
44歳の河合氏はパラリンピック6大会に出場し、競泳男子の視覚障害クラスで「金」5個を含む21個のメダルを獲得。元パラ選手でつくる日本パラリンピアンズ協会や、日本身体障がい者水泳連盟の会長を務めている。71歳の山脇氏は国際パラリンピック委員会(IPC)理事や、東京大会の組織委員会副会長などの職務に専念する。