体操・村上茉愛“絶対女王”倒して東京金 テーマは「攻」で五輪イヤー始動

始動練習で柔軟を行う村上茉愛
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 体操女子の18年世界選手権個人総合銀メダリストの村上茉愛(23)=日体ク=が5日、神奈川県の日体大健志台キャンパスで始動練習を公開した。昨年は腰痛によりNHK杯を棄権し、世界選手権代表入りを逃した。今年のテーマとした漢字は昨年に続いて「攻」。「去年は攻めきれなかったので、今年こそは攻めていきたい。攻めて確実にメダルを取りにいく。ワクワクの方が強い」と、トレードマークの笑顔で意気込んだ。

 練習後には琴平神社で初詣。絵馬には「東京オリンピック 金メダル!!」と書き込んだ。目標は個人総合と種目別床では金メダル、団体と種目別平均台でのメダル。体操女子には16年リオデジャネイロ五輪4冠、昨年の世界選手権では5冠を達成しているシモーン・バイルス(米国)という“絶対女王”が君臨するが「異次元の存在だけど、チャンスがないわけじゃない」と、キッパリ。集大成と位置付ける舞台。自らの可能性を信じ、日本女子のエースが舞う。

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