体操女子のエース村上茉愛(23)=日体ク=が5日、神奈川県の日体大健志台キャンパスで始動練習を公開した。昨年は腰痛によりNHK杯を棄権し、世界選手権代表入りを逃した。今年のテーマとした漢字は昨年に続いて「攻」。「去年は攻めきれなかったので、今年こそは攻めていきたい。攻めて確実にメダルを取りに行く。ワクワクの方が強い」と、笑顔で意気込んだ。
個人総合と種目別床では金メダルを目標に掲げた。体操女子には16年リオデジャネイロ五輪4冠のシモーネ・バイルズ(米国)という“絶対女王”が君臨するが「異次元の存在だけど、チャンスがないわけじゃない」と、力強く語った。