青学大・神林V決定づける“神逃げ” 来年はセンターになる!いとこは乃木坂・佐藤楓

 鶴見中継所で、10区の湯原慶吾(右)にたすきをつなぐ青学大9区の神林勇太(代表撮影)
2枚

 「箱根駅伝・復路」(3日、神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場~東京・大手町)

 青学大が2年ぶり5度目の総合優勝を果たした。往路1位で復路をスタートし、3分22秒差で出た往路4位の東海大に8区終了時点で2分差まで迫られたが、箱根初出場の9区・神林勇太(3年)が1時間8分13秒で区間賞を獲得。ライバルとの差を3分42秒に広げて勝負を決定づけた。東海大は6区の館沢亨次(4年)が区間新記録の激走で追い上げたが、連覇はならず2位。国学院大が過去最高位となる3位。10位の東洋大までがシード権を獲得した。

 ライバルの息の根を止めたのは初出場の神林だった。2位・東海大と2分差で受けたタスキを3分42秒差にまで広げる“神逃げ”で勝負を決めた。「中盤苦しくてヤバイと思ったが、止まると差が詰まると思い、離そうと頑張った。こんなに差が開くとは…自分でもびっくり」。区間賞まで獲得した殊勲の21歳は「心の底からうれしい」と声を弾ませた。

 いとこは人気アイドルグループ乃木坂46の佐藤楓(21)。レース前には「頑張ってきて」と激励の連絡を受けた。「勇太」「かえちゃん」と呼び合い、幼少期は帰省するたびに顔を合わせ一緒に公園で遊ぶなど仲が良かった。アイドル界きっての駅伝通でもある佐藤は紅白歌合戦にも出場するなど近年知名度を上げているが、神林は大学入学後伸び悩んでおり、原監督からは「お前も負けないように頑張れ」とハッパをかけられてきた。

 最近はともに多忙だが、時間が合えば食事に出掛け、互いに近況報告をすることもある。競争の激しいアイドル界の話を聞く中で「僕より残酷な世界で頑張っている」と刺激を受け、夢の箱根メンバー選抜への思いを強くしてきた。

 1年時から箱根の区間メンバーにエントリーされるも、2年続けて当日変更の憂き目にも遭ってきた。課題は勝負強さ。「練習ではできているのに試合では走れない」。2月から7月までは吉田圭太(3年)とともにニュージーランド留学で心身を鍛えた。自信をつけて今年は出雲、全日本と出走し、箱根路でも力を証明した。「次は往路でも勝負できる選手になりたい」。主力として期待される来年は不動のセンターを狙う。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス