流通経大柏 2m長身ディアンズが3試合連続トライも敗戦 監督は将来の日本代表と期待

 「全国高校ラグビー・準々決勝、東福岡57-10流通経大柏」(3日、花園ラグビー場)

 東福岡が7大会連続の4強入りを果たした。敗れた流通経済大は前後半に1トライずつ奪ったが、東福岡の突進を止めることはできなかった。

 前半17分に長いリーチを伸ばして中央にトライを決めたのが、身長2メートル、体重115キロのワーナー・ディアンズ(2年)だ。父グラントさんはトップリーグ・NECのコーチで、日本で花園を目指してきた。3試合連続のトライで存在感を見せたニュージーランド出身の17歳は、準々決勝敗退に「(先輩から)来年は頼むぞと言われた。チームを勝たせるためにベストプレーヤーになりたい」と語った。

 同校の相亮太監督(38)は、今大会で「2メートルの体を低く追ってロータックするなど泥臭いプレーを花園で見せ始めた」と成長を口にする。また、同監督は将来的に「(目指すのが)ニュージーランド代表か日本代表かわからないけど」と前置きした上で、「大学4年まで7年を通して日本代表のステージへ上がるイメージ。彼は日本代表を選ぶと思う」と未完の大器に夢を描いている。

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