青学大 2年ぶり5度目総合V 復路もやっぱり強い大会新で令和初王者 東海大2位

 1位でゴールする青山学院・湯原=東京・大手町(撮影・高石航平)
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 「箱根駅伝・復路」(3日、神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)

 青学大が2年ぶり5度目の総合優勝を果たし、令和初王者となった。総合タイムは10時間45分23秒の大会新記録。往路は5時間21分16秒の大会新、復路は5時間24分07秒だった(復路のタイムは速報値)。

 2日の往路を制した勢いそのまま、復路では一度も先頭を譲らず、10区の湯原慶吾(2年)が先頭でゴールテープを切り、ガッツポーズを見せた。チームで湯原を出迎えると笑顔で歓喜の胴上げ。原晋監督も5度宙を舞った。

 2位は往路4位の東海大が10時間48分25秒で入った。この記録も従来の大会記録を切る好タイムで、復路は5時間23分47秒の大会新記録をマークした。国学院大が3位、帝京大が4位、東京国際大が5位、明大が6位でゴールした。

 青学大は2日の往路では2区で岸本大紀(1年)が先頭に立つと、全員が安定感ある走りを披露。4区の吉田祐也(4年)が区間新の快走で先頭で5区へ。5区の飯田貴之(2年)も従来の区間記録を更新する区間2位の好タイムで往路優勝を決めた(区間賞は東洋大の宮下隼人)。

 この日の復路、山下りの6区では、谷野航平(4年)が区間3位の好走し、トップをキープしたままタスキをつないだ。7区の中村友哉(4年)は区間4位、8区は岩見秀哉(3年)が区間2位とブレーキがかかることなくリードを守り、9区の神林勇太(3年)が区間賞。最終10区の湯原が先頭でゴールに駆け込んだ。

 毎年、ユニークな作戦名で大会に臨む原監督は「やっぱり大作戦」を掲げてムードを盛り上げてきたが、その言葉、狙い通りに復路では独走での逃げ切り。強さを証明した。

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