張本、年内最終戦を勝利で飾れず 19年自己採点「50点くらい」

 「卓球・Tリーグ、彩たま3-2東京」(30日、アリーナ立川立飛)

 男女各1試合が行われ、男子は東京の張本智和(16)が第2試合で彩たまのピッチフォード(イングランド)に3-2で勝ったが、1ゲーム先取の第5試合(ビクトリーマッチ)ではジオニス(ギリシャ)に6-11で敗れ、チームも2-3で敗れた。女子の神奈川は東京五輪代表を確実にしている石川佳純(26)が第2試合で早田ひな(19)に2-3で敗れるなど、日本生命に0-4で敗れた。

 張本は19年最終戦を気持ちよく締めくくれなかった。過去1勝3敗のピッチフォードには快勝したものの、ビクトリーマッチでは初対戦の難敵カットマンに苦戦。年内最終戦を勝利で飾れず「嫌な感じで終わった」と苦笑いするしかなかった。

 東京五輪代表を手中に収めたものの、国際大会の優勝は1回にとどまった19年を振り返り「50点くらい」と自己採点は厳しめ。ようやく試合納めをしたものの、年末年始の感覚はない様子で「1月というより、もうすぐ13月がくる感じ。スポーツをやっている以上試合のない月はない」と既に次戦の全日本選手権(1月13日開幕、大阪)に意識を傾けた。

 いよいよ勝負の年が幕を開ける。「東京での五輪は最初で最後。(生きてきた)16、17年間の思いをしっかりぶつけられるように、今年より強い決意を持って戦いたい」と決意を新たにした。

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