東京五輪新種目のサーフィンで、ワールドサーフリーグ（ＷＳＬ）が２１日、女子の都筑有夢路（１８）が日本女子初の世界最高峰チャンピオンシップツアー（ＣＴ）選手に決定したと発表した。

　ＣＴの来季参戦権を争う予選シリーズ（ＱＳ）で今季８位。上位７位に入れず、惜しくもＣＴ昇格を逃していた。だがＣＴ１位の米国選手が来季参戦を休止すると発表。繰り上げ参戦が決定した。

　男子の五十嵐カノア（木下グループ）に続く日本人２人目の快挙。「本当に信じられないです！！ワールドチャンピオンになるっていう夢にやっと最初の１歩を踏み出せました」とインスタグラムで喜んだ。活躍が期待される東京五輪には、来年５月のワールドゲームズ（ＷＧ＝世界選手権に相当）で結果を残せば出場できる。