「フィギュアスケート・全日本選手権」（１９日、代々木第一体育館）

　２０日にショートプログラム（ＳＰ）が行われる男子は前日練習を行い、先日のジュニアＧＰファイナルで日本男子史上４人目の優勝を果たした佐藤駿（１５）＝埼玉栄高＝は、ＳＰに組み込む見込みの４回転トーループを中心に入念に調整した。

　ジュニアＧＰファイナルのフリーでは４回転ルッツを含む３本の４回転ジャンプを成功させ、フリー、総得点のジュニア世界最高得点での圧巻Ｖ。次世代を担うホープが全日本の目標に掲げるのは、フリーでの最終グループ入りだ。「滑りや練習の姿勢を学びたい。羽生選手と同じグループで滑ることができるように頑張りたい」。６位以内を目指し、ＳＰに挑む。