国際オリンピック委員会(IOC)の委員に推薦された日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長が6日、取材に応じ「なることに価値があるというよりも、なってからがスタート。国家的プロジェクトである50年、100年に一度の五輪の成功に向けて全力を尽くすことが、一番の役割」と抱負を語った。来年1月のIOC総会で正式に選任される見通し。
日本人初のIOC委員は、講道館柔道の創始者で大日本体育協会(現日本スポーツ協会)を創設した嘉納治五郎氏で、日本柔道界からの起用が決まれば、嘉納氏以来約1世紀ぶりとなる。