ロのドーピング再犯、9日に審判 WADA、厳罰の可能性高まる

 【ローザンヌ(スイス)共同】ロシアの新たなドーピング不正発覚を受け、世界反ドーピング機関(WADA)は9日の臨時常任理事会で同国選手団を東京五輪・パラリンピックから除外する処分案を諮る。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は5日、WADAの決定に従うのは「IOCの義務だ」と言及。スポーツ大国に厳格な処分が下される可能性が高まった。

 WADAは昨年9月、モスクワ検査所の保管データ提供を条件にロシア反ドーピング機関(RUSADA)の資格停止を解いたが、年末の提出期限に遅延。その間に改ざんの暴挙に出ていたことが判明した。

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