羽生結弦“コーチ不在”でも4回転4種着氷、日本時間6日早朝SPへ上々 公式練習

SPに向けて公式練習中にジャンプの感触を確かめる羽生結弦=イタリア・トリノのパラベラ(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・GPファイナル」(5日、トリノ)

 男子ショートプログラム(SP)へ向けた公式練習が行われ、3年ぶり5度目の優勝を目指す羽生結弦が氷と体の状態を確かめた。

 練習開始早々、SP「秋によせて」を“脳内再生”し、ステップを確認すると、続けて4回転-3回転の連続トーループも着氷。ループ、サルコーを含めた3種類の4回転を乱れなく6本降り続けた。

 曲かけ前に4回転ルッツも1本着氷。曲かけでは、4回転トーループで転倒したが、その後再挑戦し、連続ジャンプを含めて3度着氷。すぐに修正した。

 上々の仕上がりで調整を終えた羽生だが、公式練習の30分間、リンクサイドにコーチの姿はなかった。今大会は1選手につき1枚しかコーチ用のIDが出ず、試合にはジスラン・ブリアン・コーチが帯同予定だったが、アクシデントで現地入りが遅れているという。4日の練習後は“コーチ不在”について「とりあえず自分でやることはやります」と語り、試合にも間に合うかは分からないとしていた。関係者が持つタブレットで自分自身の演技を確認しながら、最終調整を終えた。

 男子SPは日本時間6日早朝に行われる。

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