トランポリン・森ひかるが世界選手権個人初の金メダルで東京五輪内定!土井畑2位
「トランポリン・世界選手権(1日・有明体操競技場)
女子個人決勝が行われ、女子はW杯ランキング3位の森ひかる(20)=金沢学院大ク=が55・860点で日本トランポリン界男女通じて初となる個人での金メダルを獲得した。森は来年の東京五輪代表に内定した。
土井畑知里(25)=三菱電機=が55・225点で銀メダル。日本勢のワンツーフィニッシュとなった。
日本女子のエースがこれまで誰も届かなかった頂にジャンプした。緊張の面持ちからスタートした演技では大技トリフィス(前方3回宙返り半ひねり)を2度組み込む構成を高さと安定感あふれる内容でまとめきり、演技後は何度もうなずいた。最終演技者の中国選手の得点が伸びず、金メダルが決まると、森は喜びでフロアを駆け回った。
来年東京五輪が行われる有明体操競技場のこけら落としだった大会で、日本女子エースが最高の“リハーサル”を披露した。