トランポリン、男女シンクロで史上初のアベック金!自国開催で躍動 団体含め金3つ

女子シンクロナイズドで優勝し、チームメートと喜ぶ高木(左から2人目)、岸彩(中央)組=有明体操競技場
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 「トランポリン・世界選手権」(30日、有明体操競技場)

 非五輪種目の男女シンクロ競技の決勝が行われ、女子で岸彩乃(27)、高木裕美(19)組=金沢学院大ク=が49・590点をマークし、金メダルを獲得した。男子も棟朝銀河(25)=セイコー=、田崎勝史(28)=東京スポーツアカデミー=52・920点で優勝。女子は2大会連続、男子は5大会ぶりの金メダルで、アベック金は初めて。前日の女子団体と合わせて、3つの金メダルを獲得した。

 1年間コンビを組んできたという岸、高木組は抜群の同調性で他を圧倒。演技を終えた瞬間、高木は「これはきたな、と確信した」という。優勝が決まると抱き合って歓喜。2年前、岸は「達成感がある」と喜びに浸った。

 男子は個人でリオ五輪4位の棟朝とベテラン田崎が味のある演技で戴冠した。棟朝は個人での東京五輪出場が絶望的な中、意地をみせた。「大会としてレベルが高い世界選手権でてっぺんを獲れたことは今後の人生に繋がる」と噛みしめた。田崎も「夢のよう。トランポリン人生の中で忘れられない景色だった」と、表彰台の頂上から風景を振り返った。

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