八村塁15戦連続先発 豪快ダンクもリズム乗れず チームは2連敗

 「NBA、ナゲッツ117-104ウィザーズ」(26日、デンバー)

 ウィザーズの八村塁(21)は敵地デンバーでのナゲッツ戦に開幕から15試合連続で先発し、約22分のプレーで7得点、4リバウンド、2アシストだった。試合は104-117で敗れた。2連敗のチームは5勝10敗。八村は第1クオーター(Q)と第2Qに1度ずつダンクシュートを決めるなど見せ場こそあったが、後半は3点シュート1本だけの3得点にとどまり、第4Qに出番はなかった。

 守備力で現在リーグ1位のナゲッツを、八村は攻めあぐねた。試合開始早々に両手でダンクをたたき込んだが、得意とする中距離のジャンプシュートを外すなどリズムに乗れない。第3Qに3点シュートを決めたがフィールドゴールを10度試み、成功は3本のみの7得点に終わった。

 八村をマークしたナゲッツのミルサップは「どんどん中へ突っ込んでいくのが彼の強み。だから、できるだけ外から打たせようとした」と八村をリングから遠ざけるよう仕向けたと明かす。その策にまんまとはまった。

 八村は「シュートタッチは別に悪くはなかった。決めなきゃいけないところで決めなかったのが多かった」と悔しそう。「僕らのやりにくいバスケをさせられた。ディフェンスがいつもと違うので、そこは自分たちも『あれ?』っていう感じになっているんだと思う」と、戸惑いを口にした。

 休む間もなく27日はサンズ戦。八村は「切り替えて。(気を)引き締めてやらなきゃいけない」と自らに言い聞かせるように話し、次の試合へ向かった。

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