島田高志郎、ステップで転倒 身に染みた羽生の指南「本当にすごい」

 「フィギュアスケート・NHK杯」(22日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 男子SPが行われ、今季シニアデビューでGP2戦目となる島田高志郎(18)=木下グループ=は2度の転倒が響き、75・98点で6位につけた。同大会3年ぶり4度目の優勝を狙う羽生結弦(24)=ANA=は、シーズンベストに迫る109・34点をマークし首位に立った。12選手中唯一、100点を超え、91・47点で2位のケビン・エイモズ(フランス)に17・87点差をつけた。

 今季シニアデビューの島田は、羽生からの“指南”が身に染みたようだった。4回転トーループで転倒すると、終盤のステップでも足がもつれて転倒。「自分を信じ切れなかった。(ステップでの転倒は)本当に馬鹿なミスをしてしまった。応援してもらって気持ち良くて、自分の演技に浸りすぎた」と演技後は苦笑いで頭を抱え、キス&クライではステファン・ランビエルコーチからの頭をさわられた。

 前日の会見では初競演となった羽生から「本番で力を出すことの難しさ、世界との差を感じてほしい」と説かれた。その羽生は圧巻の演技で当然のように首位発進。「こういう場所で結果を出す羽生さんは本当にすごいなと感じた」と、うなずいた。

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