阿部詩は準Vで大号泣 兄一二三との兄妹Vならず…

決勝で敗れ、号泣する阿部詩(撮影・高部洋祐)
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 「柔道・グランドスラム大阪大会」(22日、丸善インテックアリーナ大阪)

 女子52キロ級で世界選手権2連覇中の阿部詩(19)=日体大=は準優勝。決勝でアマンディーヌ・ブシャール(フランス)にゴールデンスコアの末に敗れ、東京五輪代表内定はお預けとなった。この日、兄の阿部一二三は優勝したが、“兄妹V”はならず、試合直後に号泣した。

 阿部は1回戦でペルー選手に14秒、内股で一本勝ちした。2回戦はトルクメニスタン選手に2分59秒、横四方固めで一本勝ち。準々決勝はカナダ選手にわずか5秒、内股で一本勝ちした。準決勝は、17年世界選手権金メダリストの志々目愛(了徳寺大職)に3分6秒、内股透かしで一本勝ちして決勝に進んでいた。

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