ソフトボール・上野由岐子 代表合宿で後輩に助言 12年ぶりの金へ「しっかり準備」
ソフトボール日本代表の合宿が19日、東京五輪本番会場となる横浜スタジアムで行われた。エースの上野由岐子(37)=ビックカメラ高崎=は疲労のため練習は行わず、後輩投手に助言を送った。
ランニングでは「いいボールを投げるために走ってる。どうピッチングに生かすか考えて走りなさい」と目標を提示。若手の後藤希友(トヨタ自動車)には切り返し時の脚の使い方についてアドバイスした。
17日の日本リーグ女子決勝トーナメント決勝では2試合を1人で投げ抜き、ビックカメラ高崎の優勝に貢献。疲労のため12月1日から23日までは合宿には不参加で、投球再開は1月の予定だ。
3月下旬には東京五輪代表メンバーの15人が決定する。北京五輪に続く12年ぶりの金メダルを目指すだけに「後悔のないようにしっかり準備する」。北京決勝で熱戦を繰り広げたライバル米国の研究も進め、大舞台に備える。