堀江翔太の母校、現在ラグビー部員たった1人 入部呼びかける「ぜひラグビーを」

 ラグビーW杯で史上初のベスト8進出に貢献した日本代表フッカー堀江翔太(33)=パナソニック=が16日放送のカンテレ「こやぶるSPORTS」に出演。母校の大阪・島本高ラグビー部が部員1人となっている窮状が明かされ、新入部員加入を呼びかけた。

 堀江の母校である島本高(島本町)は府立高ながら過去に花園出場4度、日本代表選手も5人輩出してきた。W杯での堀江の活躍をたたえる垂れ幕も掲げられ、ラグビー熱も高まっているかと思いきや厳しい現実が明かされた。

 桜の戦士を輩出した名門も全国的なラグビー部員減少の波に飲み込まれ、現在の部員は2年生の石村隆一主将ただ一人。グラウンドで壁に向かってパスを投げる練習風景が流された。公式戦には7校から選抜する合同チームで臨んでいる。般若のエンブレムが記された伝統のジャージーは倉庫に保管されたまま着たこともないという。

 石村主将はスタジオに駆けつけ、「島本高校として試合に出たい」と堀江に直談判。堀江は「柔道や相撲や陸上部だったり(選択肢はあるでしょうが)、W杯で皆さん興味を持ったでしょうから島本高校に入学してぜひラグビーやってみたらどうですか」と視聴者に呼びかけた。

 中学時代はバスケット部だった堀江は、島本高でラグビー部に所属。私立の強豪ひしめく大阪の地区予選で、3年時には大工大高(現・常翔学園)を倒して決勝に進むが、東海大仰星(現・東海大大阪仰星)に敗れ、あと一歩花園には届かなかった。

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