アーチェリー 女子高生五輪代表入りへ 17歳の園田「食らいつく」

 アーチェリーの東京五輪代表1次選考会が14日、本番会場である夢の島公園アーチェリー場で行われ、女子は園田稚(わか・17)=東京・足立新田高=ら上位8人が2次選考会に進んだ。男子はロンドン五輪銀メダルの古川高晴(35)=近大職=らが進出した。五輪代表は男女各3人。2次選考会は来年3月に、最終選考会は4月に行われる。

 高校2年の園田が6位で1次選考会を通過。「安定した試合ができた」と笑顔で振り返ったが、終盤は集中が乱れミスも出ただけに「疲れてくると押しと引きのバランスが崩れた。課題がたくさん見つかったので、なくすように努力していきたい」と話した。

 母の勧めもあり、中学1年から競技を始め、3年で有望選手を育成するJOCエリートアカデミーに入った。練習は「満足いくまでやる」という努力家な性格が成長を後押し。今季は最年少で世界選手権代表に選ばれた。

 五輪への道は険しいが「挑戦者という気持ちを忘れず、食らいついていきたい」と前向きに語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス