アメフットで両校V 立命大がラスト直接対決制す!関学大と6勝1敗フィニッシュ

 「関西学生アメフット・立命大18-7関学大」(10日、万博記念競技場)

 立命大が関学大に18-7で勝ち、ともに6勝1敗で並んで両校優勝となった。立命大は第4QにエースRB立川玄明(3年)のTDランなどで突き放した。立命大は2年ぶり12度目、関学大は2年連続57度目のリーグ優勝。京大に16-7で勝った神戸大は5勝2敗で関大と並び3位。関西3位までが進出する甲子園ボウルを決勝とする全日本大学選手権には、優勝、3位で並んだ2校ずつの直接対決の結果により、1~3位を立命大、関学大、神戸大として出場する。

 予告通りにファーストドライブから気合満点で攻めた。立命大は第1Q最初の攻撃で自陣26ヤードから前進。副将のQB荒木優也(4年)が15ヤードのスクランブルランを見せれば、1年生RBの横川豪士やエースRB立川が次々と中央を突破した。

 攻撃を指揮した荒木は「ずっと試合の入りが大事だと言っていた。まずまずの形で入れた」。このシリーズをFGにつなげ前半は9-0。第3Qに7点を返されても、第4Qの立川のTDランなどで突き放し、相手にリードを許さなかった。

 「初めて自分が試合に出て関学大に勝てた」と荒木。昨年はリーグ戦で大敗。甲子園ボウルの西日本代表決定戦では、残り2秒で逆転され1点差で惜敗した。先輩QBの負傷で途中出場した一昨年から3連敗。これ以上、負けられなかった。

 激しいタックルを受けても「QBだからと言ってフィジカルで負けるのは嫌」と鍛え抜いた体で突進。ランではチーム2位の43ヤードを獲得し「オフェンスラインが本当に頑張ってくれた」と自分を守り、走路を開けてくれた仲間に感謝した。

 ライバルとの直接対決に勝ち、関西1位で甲子園ボウル代表決定戦に進出する。「もうひと皮もふた皮もむいて、新しいチームを作る」と荒木。2週間後、再戦することになったとしても、返り討ちにするだけだ。

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