琴勝峰が白星発進「自分のタイミングで当たれた」巨漢臥牙丸に完勝

 「大相撲九州場所・初日」(10日、福岡国際センター)

 新十両の琴手計改め琴勝峰(20)=佐渡ケ嶽=が臥牙丸(木瀬)を寄り切って白星発進した。立ち合い踏み込み力強く相手を押し込むと、一気の寄り切り。巨漢に何もさせない会心星だった。

 「自分のタイミングで当たれた。足もしっかり出たので良かった。考えずに前に攻めようと思った。直前まで緊張していたけど土俵に上がったら案外とできた」と、納得顔で振り返った。

 十両土俵入りの際に「関取なんだな」と実感した。埼玉栄高の同学年に納谷(大嶽)らがいる黄金世代。今場所、豊昇龍(立浪)とともに同学年の先陣を切って関取に上がった。この日は目の前で豊昇龍も勝ち「負けてられない。ぐっとくるものはあった」と、闘志に火が着いていた。

 初めて15日間、相撲を取る長丁場。「後先考えずに一番一番集中する。体を活かして前に出る相撲を」と、気持ちを高めた。

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