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五輪マラソン、女子の前田と鈴木にチャンスあり 世陸マラソンメダリストが分析

 2003年世界陸上マラソン銅メダルで五輪出場経験もある千葉真子氏(43)が4日、TBS系の生番組「グッとラック!」で、札幌移転が正式決定した2020年東京五輪のマラソンを占った。

 五輪マラソンのコースは、北海道マラソンをベースに検討が進められる。2001、04、05年の北海道マラソンを制した千葉氏は、女子でMGC優勝の前田穂南(23)と、同2位の鈴木亜由子(28)にはチャンスがあるとした。

 その理由として、前田が17年、鈴木が18年の北海道マラソンを制したことを挙げ、「優勝した大会ってのは好印象を持って、体感もしていますので、作戦も、こういう戦略で攻めればいいんだっていうことももう分かっていますので、大きな武器になるでしょうね」とした。

 東京開催だった場合、五輪と同じコースだったMGCで独走した前田はメダル獲得の可能性が「高かった」という。東京から札幌に変更され、千葉氏はレースの傾向が前田の得意な耐久レースから「スピードレースに変わってしまう、全くレースの内容が。スピードとなるとやはりアフリカ勢が有利になってくる」と危惧した。

 札幌移転でメダル獲得の可能性が「少し低くはなると思います」としたが、前田の特徴を「前半からの仕掛けが得意ということで、MGCの時もですね、10キロから主導権を握りまして、20キロではもう独走に入っていった、こういうレースができる選手」と説明し、五輪で金メダルを獲得した高橋尚子と野口みずきも早めに主導権を握ったことを踏まえて「日本人選手勝てる、こういうパターン、レースパターンがあります」と強調。「23歳と若いので世界の選手、ノーマークなんですね。だから、先行しても追うということがないかもしれない」という利点も指摘した。

 また、鈴木が18年の北海道マラソンを頭脳的な戦略で制したことを挙げて「名古屋大学卒の才女でもありますので、そういう知的なところを生かして走ってくるのではないかと思いますね」と、チャンスがあるとした。

 札幌移転の地の利としては「日本選手は北海道合宿ってよく行く場所でもあるんですよね。路面が固いですとか、色んな特徴をよく知ってますし、また、湿度も意外とあるんですよ。朝の北海道というのは、東京と同じくらいの湿度もありまして、また、さえぎるところのがなかったので、直線のところ、直射日光がものすごく強くてですね。直射日光は体感気温を3度程度上げるので、これIOCは計算に入れてなかったですね。ですから、暑さ対策というのもね、全く無駄ではなかったと思います」と解説していた。

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