フェンシング・太田会長も奮闘 満席「感慨深い」

 「フェンシング・全日本選手権」(3日、LINE CUBE SHIBUYA)

 男子決勝が行われ、エペはアジア選手権覇者の山田優(まさる・25)=自衛隊=が世界ランキング1位の見延和靖(32)=ネクサス=を15-12で破り、2年ぶり2度目の優勝を果たした。フルーレは永野雄大(21)=中大=が、サーブルはストリーツ海飛(かいと・25)=ビーズインターナショナル=が優勝した。

 大会を終えた太田雄貴会長は「感慨深い」とやや目を赤くして語った。大会のポスター撮影には篠山紀信氏を起用。剣先の軌跡を可視化した「ビジュアライズド」をスクリーンで見せ、ラジオ解説も実施。エペ決勝はドラゴンクエストウォークと協賛しスクリーンの随所にキャラクターの「スライム」が登場するなど、さまざまな試みを行った。最終日はチケット完売、1776人を動員するなどほぼ満席だった。

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