嫌がらせ主張の織田信成氏が演技 関大スケート部監督の退任で

 フィギュアスケートの2010年バンクーバー冬季五輪男子代表で、嫌がらせなどを受けて関大アイススケート部監督を辞任したと主張する織田信成氏(32)が5日、さいたまスーパーアリーナで行われたジャパン・オープンでゲストとして演技し、観客から声援を浴びた。3回転ルッツなどを軽快に決め、騒動の影響を感じさせなかった。

 関大は9月9日の退任発表時に織田氏が「(多忙で)監督としての時間が十分に取れない」と申し出たと説明したが、織田氏は9月末に自身のブログで退任理由が違うと反論。関大は今月4日に公式サイトに「事態を適切に収拾できず深く反省しています」などとコメントした。

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