「バスケットボール・Bリーグ、川崎78-57宇都宮」(3日、横浜アリーナ)
4シーズン目が横浜アリーナで開幕し、川崎が宇都宮に快勝した。一進一退の攻防が続く中、川崎に流れを引き寄せたのは、日本の主将PG篠山だ。第3Q残り4分半、左サイドから鋭いドリブルで切り込むと、ファウルをもらいながらシュートをねじ込み、フリースローと合わせて3点プレーを決めた。終わってみれば19得点。178センチと小柄ながら、誰よりも大きな存在感で開幕星に貢献した。
東京五輪前年の重要なシーズンだが、意識するのは「川崎の優勝のみ」ときっぱり。「それが結果、東京五輪につながればいい」と初戴冠を誓った。