大坂なおみ元コーチのバイン氏 コンビ復活は否定「僕には今の教え子がいる」

 女子テニスの元世界ランク1位・大坂なおみ(21)=日清食品=を昨年の全米、今年1月の全豪オープン女子シングルスで四大大会2連覇に導いたサーシャ・バイン・コーチ(34)が17日、都内で著書「心を強くする『世界一のメンタル』50のルール」の出版イベントに出席した。

 大坂は、今年2月にバイン氏とコンビを解消して以降、全仏で3回戦、7月の全英では1回戦、全米では4回戦で敗退。大躍進を遂げた前年と比較すると、思うような結果は出ていない。しかしバイン氏は「彼女は今世界4位にいる。グランドスラム2大会連続優勝の方がマレなことであって、いいシーズンを過ごしているよ」と、その充実ぶりを高く評価。コンビ復活の可能性について問われても「分からないよ。僕には今の教え子がいるし、そこに100パーセントの力を注いでいるから。仮の話なんて全く考えていない」と否定した。

 また、大坂が自身のインスタグラムに2ショットを掲載したうわさの“恋人”米国人ラッパー・YBNコーデーについて問われると「僕の仕事は選手のテニスを強くすることだから」と苦笑い。「(恋愛について)自分で決められる年齢だからね」と語った。

 バイン氏はセリーナ・ウィリアムズ(米国)のヒッティング・パートナーを8年間務め、今年2月まではコーチとして大坂とコンビを組んだ。現在はクリスティナ・ムラデノビッチ(フランス)を指導しており、それらのコーチ経験から今回の著書を執筆したという。

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