大坂なおみ またコーチ交代…今季2度目 ツイッターで発表「今がふさわしい時」
女子テニスで前世界ランキング1位の大坂なおみ(21)=日清食品・写真=が12日、ジャーメーン・ジェンキンス氏とのコーチ契約を解消したとツイッターで発表した。今季2度目の指導者交代で、マネジメント会社によると16日に開幕する東レ・パンパシフィック・オープン(大阪市ITC靱TC)からは父のレオナルド・フランソワさんが代役を務め、シーズン終了後に新コーチを選定する。
大坂はツイッターで「コートの内外でいろいろ学んだが、今が変わるのにふさわしい時」と記し、心機一転でシーズン終盤に臨むことを決断。女子のツアー大会では男子と違い、試合中にコーチをコートに呼んで戦略などの助言を得られるため、専門のコーチ不在で戦う不利をどう克服するか真価が問われる。
大坂は昨年の全米オープンと今年1月の全豪オープンで四大大会2連勝を支えたサーシャ・バイン氏と2月に師弟関係を解消。3月からジェンキンス氏の指導を受けたが、ツアーでタイトルが取れず、四大大会でも好成績を残せなかった。2連覇を逃した今年の全米後の9日付世界ランクで1位から約8カ月ぶりに4位まで下がった。