白鵬が休場 右手小指骨折で加療は「最低2週間」と親方

 「大相撲秋場所・2日目」(9日、両国国技館)

 史上最多42度の優勝を誇る横綱白鵬(34)=宮城野=が2日目の9日から休場した。師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)は「(右手小指の)骨が折れている」と休場理由を説明。加療期間に関し「最低2週間」と話した。

 白鵬は初日、平幕北勝富士(八角)に寄り切られ、初日に初めて金星を配給した。夏場所以来、2場所ぶり13度目の休場。2日目に予定された小結阿炎(錣山)戦は不戦敗。

 場所前に日本国籍を取得。日本人として初めての本場所で無念。同部屋の幕内炎鵬、石浦を従えて初めて横綱土俵入りする夢も実現したが、1日で離脱となった。

 患部の右手小指は先場所、正代戦で負傷。靱帯(じんたい)が伸びた状態だったが、場所前、連合稽古で悪化させた。前日、取組後、腫れ上がり激痛が発症。この日朝、骨折と診断された。

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