池江236日ぶり“カムバック” マスク姿でサプライズ日大応援

 「競泳・日本学生選手権」(6日、東京辰巳国際水泳場)

 白血病と闘っている競泳女子の池江璃花子(19)=ルネサンス=が6日、東京辰巳国際水泳場で開幕した日本学生選手権を観戦に訪れた。2月の病気公表後、公の場に姿を見せるのは初。一時退院中で、本人の強い希望で実現したという。

 水泳の試合会場には1月13日の大会以来、236日ぶりの“カムバック”となった。池江はプールサイドで所属する日大の青いTシャツを着用し、赤いメガホンで応援。合間にはチームメートと談笑するなどマスク越しながらも笑顔をのぞかせ、元気そうな姿を見せた。休憩時間は親交のある選手らと会い「頑張って」などと声を掛けていたという。

 周囲には事前に伝えていないサプライズ訪問だった。日大の1年先輩、長谷川涼香(19)は「練習より病気の方が何倍もつらいと思うが、応援に来てくれてうれしい。早く復帰してほしい」とエール。同期の吉田啓祐(19)は池江から「ケガは大丈夫?」と気遣われたといい、「本当に(池江が)来てくれてうれしかった。力になる」と発奮していた。

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