「バスケットボールＷ杯・１次リーグ、日本－チェコ」（３日、上海）

　１次リーグＥ組で黒星スタートとなった世界ランキング４８位の日本は３日、同２４位のチェコとの第２戦に臨む。２日は試合会場で練習。初戦のトルコ戦で徹底マークされたエース八村塁（２１）＝ウィザーズ＝はチームの立て直しを誓い、必勝を期した。

　世界の洗礼を浴びたトルコ戦から中１日でどれだけ立て直せるか。初戦は精彩を欠いた八村は「昨日は止められたけど、何とも思っていない。チャンスはある」と語り、強気な姿勢は変わらなかった。

　トルコ戦は八村を徹底マークされ、得点源へのパスを封じられた。序盤で狂った攻撃の歯車は最後まで修正できなかった。八村は「スカウティング（相手の研究）も厳しいし、ボール回しをやっていかないといけない。他の選手も点を取れる」と全員が攻撃に関わる重要性を説いた。渡辺（グリズリーズ）も「負けるわけにはいかない。最初からエンジン全開でやっていきたい」と覚悟をにじませた。