バスケ男子W杯トルコと初戦 勝利オッズはジワリ上昇5・5倍なるかジャイアントキリング

 21年ぶりにバスケットボール男子のW杯(中国)に出場する男子日本代表が1日、上海で1次リーグ初戦となるトルコ戦を迎える。世界ランク48位の日本に対し、トルコは17位。格上だが、日本は直前の強化試合で同22位の強豪ドイツを撃破したこともあり、ブックメーカーのオッズは、じわり上昇した。

 大手ブックメーカーの「ウイリアムヒル」では、初戦のトルコ戦の勝敗オッズは、28日までトルコが1・08倍と圧倒的で、日本には7倍がつけられた。しかし、試合当日の1日になり、トルコが1・15倍に対し、日本が5・5倍となった。

 優勝オッズの1番人気は3連覇を狙う米国で、断トツの1・5倍。セルビアが4倍、ギリシャが11倍、スペインが18倍、フランスが26倍、直前の強化試合で米国を下した豪州が人気を上げ、34倍で続いている。日本は、韓国らと並んだ最低タイの1001倍がつけられている。

 八村塁、渡辺雄太のNBA戦士を擁し、“史上最強”の呼び声高い今回の日本代表。低評価を覆し、ジャイアントキリングを起こせるか。

 日本はトルコ戦後、同24位のチェコ(同3日)、同1位の米国(同5日)と対戦する。

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