“令和のヤワラちゃん”古賀若菜が史上2人目の高校総体3連覇 五輪逆転出場目指す

 「柔道・全国高校総体」(12日、鹿児島アリーナ)

 柔道女子48キロ級は、全日本選抜体重別選手権覇者の古賀若菜(18)=福岡・南筑=が決勝で白石響(熊本西)を破り、07年の上野巴恵以来史上2人目となる3連覇を達成した。女子団体は富士学苑(山梨)が夙川(兵庫)を下し初制覇した。

 “令和のヤワラちゃん”の呼び声高い古賀が柔道史に名を刻んだ。徹底した研究をされて臨んだものの、決勝は相手の技を巧妙に防ぎきっての反則勝利。中学時代も全国大会を2連覇しながら、3年目は決勝で惜敗していただけに、「できなかった3連覇を高校で達成できてうれしい」と声を弾ませた。

 福岡出身で最軽量級。前髪をちょこんと結んだ姿も五輪女王の谷亮子さんをほうふつとさせるが、古賀は「(髪は)意識してないです」と照れ笑いする。生まれる前年の2000年シドニー五輪は映像で見たことがあるが、「やっぱり技のキレがまだまだ(足りない)」と本家との差はしっかり自認している。

 4月の選抜体重別を制し、7月の国際大会でリオ五輪女王のパレト(アルゼンチン)を破るなど期待値は急上昇中。世界選手権(25日開幕、日本武道館)代表の渡名喜風南(パーク24)が大きくリードしているが、東京五輪は諦めておらず、「全ての大会で優勝して五輪に近づきたい」と大逆転を狙う。

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