リーチ先生 ラグビー史講座で“心”伝えた トンガ戦を前にラトゥさんを学ぶ
ラグビーのパシフィック・ネーションズカップ、トンガ戦(8月3日・花園)に臨む日本代表は30日、堺市内で調整した。前夜はトンガ出身のシナリ・ラトゥさん(53)についての勉強会を開催し、リーチ・マイケル主将(30)=東芝=が講師役を務めた。
受講したプロップのバル・アサエリ愛(30)=パナソニック=は同じトンガ出身。「ラトゥさんも日本をリスペクトしていたと聞いて、僕も勝ちたい気持ちが出てきました」と目を輝かせた。
リーチ主将は「チームが一つになるために日本のことを勉強する」と予告していた。その一環として日本代表として第1回から3大会連続でW杯に出場したラトゥさんの“心”を、特に外国出身選手に伝えた。高校時代から日本で過ごすバルは「性格も日本人みたいになっている。日本のために戦いたい」と話していた。