フェンシングの世界選手権に出場した日本代表が25日、ブダペストから帰国し、男子エペ個人で決勝トーナメント2回戦敗退に終わった見延和靖(ネクサス)は「負けるイメージは浮かばなかったが、日本人対決でやりにくさはすごくあった。反省の多い大会になった」と悔しそうに話した。
今大会を不本意な成績で終えたが、世界ランキングでは初の年間1位を獲得。「この先何人がやれるかという難しいところを達成できたと思う。来季は重圧につぶされず結果を出したい」と決意を新たにした。個人8強入りの加納虹輝(早大)は「ここぞというところで勝ちきれなかった。そこを詰めたい」と課題を挙げた。