レスリングの五輪「金」剥奪 タイマゾフ違反発覚、2個目

 【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は23日、2012年ロンドン五輪のドーピング再検査でレスリング男子フリースタイル120キロ級を制したアルトゥール・タイマゾフ(ウズベキスタン)が禁止薬物に陽性反応を示したため、失格処分を科したと発表した。08年北京五輪に続く違反発覚で、2個目の金メダル剥奪。

 タイマゾフは130キロ級だった00年シドニー五輪で銀メダル、120キロ級の04年アテネ五輪で金メダルを獲得している。AP通信によると、現在はロシアの下院議員を務めている。

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