朝青龍のおい、豊昇龍 プロ初の負け越しで号泣

 「大相撲名古屋場所・14日目」(20日、ドルフィンズアリーナ)

 元横綱朝青龍のおい、西幕下2枚目の豊昇龍(19)=立浪=が玉木(高砂)にはたき込みで敗れ、4敗目(3勝)を喫し、プロ初の負け越しとなった。

 激しい突き合いから回り込み、勝機を探ったが、バランスを崩し、手が土俵に付いた。ひざまずき、土俵に右拳をたたきつけて悔しさをあらわ。叔父譲りの気性の激しさを見せた。

 帰りの花道で悔し涙を浮かべ、取材に応じず。風呂から支度部屋に戻る時も涙は止まらず。会場からの帰り道でも泣いており、「すいません」と小声で漏らすだけだった。

 序ノ口から続けた勝ち越しは9場所目でストップ。叔父は序ノ口から9場所で新十両昇進を決めているが、叔父に並ぶスピード出世はならなかった。

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