東京五輪女子1号・荒井祭里は9位「もっと強くならないと」
「水泳・世界選手権」(17日、光州)
女子高飛び込み決勝が行われ、荒井祭里(18)=JSS宝塚=は321・45点の9位だった。荒井は16日に決勝進出ラインである12人に残り、東京五輪女子内定1号となっていた。
持ち味の美しい入水(にゅうすい)で2本目を終えて4位と上々の滑り出しを見せたが、苦手とする3本目の後宙返り2回半えび型でミスが出て得点を伸ばせず。「不安のある演技で失敗してしまってすごく悔しい」と肩を落とした。
馬淵崇英コーチは「物足りない。まだまだ若いというか…。安定性やこの雰囲気の中で堂々と決めていく力が足りない」と指摘。実力を発揮すれば「きょうも5番くらいは問題なく入れたんじゃないかな」と話した。
荒井も「まだ自分には足りないところがたくさんある。もっと強くなっていかないと」と、東京五輪の大舞台へ向け、1年間での成長を誓った。