15歳金戸凛 3世代五輪へ予選5位通過 女子高飛び込み
「水泳・世界選手権」(16日、韓国・光州)
女子高飛び込み予選が行われ、15歳の金戸凛(セントラルスポーツ)が333・95点の5位で、18人が進める午後の準決勝に進出した。荒井祭里(18)=JSS宝塚=も304・75点の11位で準決勝に駒を進めた。決勝12位以内で東京五輪内定が決まるため、17日の決勝に進めば事実上東京五輪代表に内定する。
2本目まで首位に立つ好演技を見せた金戸。最後の5本目でミスが出て点数を伸ばしきれなかったが、上々の5位通過を果たした。「(緊張は)大丈夫でした」とにっこり笑顔で振り返り「すごくよかったわけじゃないけど、はじめの試合としては良かった」と冷静に自身の演技を分析した。
父の恵太コーチ、母・幸さん、祖父・俊介さん、祖母・久美子さんが五輪に出場した“五輪一家”で育った。3世代での五輪出場のためにも重要な準決勝へ「もっと自分の演技をしたら、もっと点数ももらえると思う。予選でダメだったところを直していきたい」と気合を入れた。