AS乾友紀子 ソロTRで銅メダル 日本勢では12年ぶり
「水泳・世界選手権」(13日、光州)
アーティスティックスイミング(AS)の非五輪種目、ソロ・テクニカルルーティン(TR)決勝で、乾友紀子(28)=井村ク=が92・3084点の3位となり、この種目の日本勢では2007年の原田早穂以来となる表彰台に立った。
メリハリをつけた演技で乾が予選から大幅に得点を伸ばした。躍動感にあふれた演技で目標の92点台に乗せ、日本勢12年ぶりのメダル。強敵の中国が不在ではあったが「点数としては良かった」とほっとした表情を浮かべた。2位とは小差で「2位が欲しかった」と井村ヘッドコーチ。それでも日本勢が5大会遠ざかっていた表彰台。乾は「止まっていた時間を取り戻したいという思いはかなったかな」と控えめに喜んだ。





