出羽海親方が職務復帰 4日に倒れAED処置、講習会効果出た

 「大相撲名古屋場所・3日目」(9日、ドルフィンズアリーナ)

 体調不良で初日から療養していた名古屋場所担当部長を務める出羽海親方(元幕内小城乃花)が9日、職務に復帰した。ドルフィンズアリーナの先発事務所で取材に応じ、「そんなに心配なら枡席のチケットを買って下さい」とまだ残席のチケット購入を報道陣に訴えるなど明るかった。

 4日、愛知県犬山市の部屋で稽古を指導中に倒れ、AED(自動体外式除細動器)を使い、そのまま入院。初日前日に退院した。AEDは協会も講習会をひんぱんに行うなどしていた効果が出た。

 「普段から(AED講習を)やっていないとどうしようもできなかった。意識ないのは10分くらい。健康と思ったけど、こういうのは初めて」と、改めて健康の大切さを実感していた。

 昨年名古屋場所で初優勝したまな弟子の御嶽海(出羽海)も名古屋連覇へ向け、安どの知らせとなった。

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