17年2冠の市川華菜 100に続き200Mも予選落ちに失意「原因が分かってない」

 「陸上・日本選手権」(29日、博多の森陸上競技場)

 世界選手権(9月27日開幕・カタール、ドーハ)代表選考会を兼ねて行われ、女子200メートル予選が行われ、17年に短距離2冠を達成した市川華菜(28)=ミズノ=は、24秒67(向かい風0・4メートル)で3組4位に終わり、100メートルに続いて予選落ちとなった。

 今季は序盤に体調を崩し、苦しい戦いが続いてきた。レース後は「こんなタイムは高校生の時以来。原因が分かっていない。力が入らない。しっかり体を見てもらおうかと」と、失意の表情。ただ、来年の東京五輪シーズンに向けて「自分と向き合って、来年頑張りたい」と、必死に前を向いた。

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