朝乃山、格上・御嶽海との申し合いも6勝2敗「前に出ることしか考えなかった」

 「大相撲名古屋場所」(7月7日初日、ドルフィンズアリーナ)

 先場所、初優勝を果たした幕内朝乃山(25)=高砂=が28日、愛知県犬山市の時津風部屋に2日連続で出稽古し、関脇御嶽海(出羽海)、幕内正代、十両豊山(ともに時津風)らと申し合いを行い、計12勝6敗だった。

 先場所後は地元富山などで祝賀イベントが続き、調整も遅れ気味だったが、ペースアップ。立ち合い、右差しから圧力をかける素早い相撲。左上手を取れば力強さを発揮するなど、優勝を経て成長した姿を見せた。

 先場所、千秋楽で敗れた“格上”の御嶽海と番数を重ね、6勝2敗と大きくリード。「前に出ることしか考えなかった。御嶽海関にも負けたくないですし」と、稽古からしっかりと集中した。

 昨年名古屋場所の覇者、御嶽海も差が縮まっていることを実感。「怖い存在。(自身は)もっと上の目標を持って追い付かれないようにしたい」と、引き締めていた。

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