サニブラウンはスタート遅れも10秒30で準決へ、小池が10秒22で全体首位通過

男子100m予選を終えたサニブラウン・ハキーム=福岡市博多の森陸上競技場(撮影・堀内翔)
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 「陸上・日本選手権」(27日、博多の森陸上競技場)

 世界選手権(9月27日開幕・カタール、ドーハ)代表選考会を兼ねて開幕した。男子100メートル予選が行われ、日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム(20)=米フロリダ大=は、大きく出遅れたスタートながら、終始余裕を持った走りで10秒30(向かい風0・6メートル)をマークし、5組1位で同日19時35分からの準決勝進出を決めた。

 前日本記録保持者の桐生祥秀(23)=日本生命=は10秒31(向かい風0・4メートル)で4組1位、10秒04の記録を持つアジア大会200メートル金メダリストの小池祐貴(24)=住友電工=は10秒22(向かい風0・9メートル)の全体1位のタイムをマークした。

 17年大会2位の多田修平(23)=住友電工=は10秒38(無風)で2組1位、16年大会優勝のケンブリッジ飛鳥(26)=ナイキ=は10秒33(向かい風0・4メートル)の3組2位で通過した。

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