ジャンプ小林陵侑らが合宿出発 「うまく飛べるかな」

 ノルディックスキー・ジャンプ男子で2018~19年シーズンに日本勢初のワールドカップ(W杯)個人総合王者に輝いた小林陵侑が24日、所属する土屋ホームのスロベニア合宿へ出発した。久々に飛躍練習する予定で「楽しみ。うまく飛べるかな」と笑顔で話した。

 国内では筋力強化に取り組み、ももが太くなったという。合宿は約3週間。7月下旬に夏の初戦に臨む予定で「体の感覚が結構違う。まずは自分のフィーリング通りに飛べれば」と語った。

 6日に47歳となった監督兼任の葛西紀明は「入りが一番大事。(踏み切りで)スリップしない飛び方をイメージしている」と表情を引き締めた。

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