羽根田、体調崩し決勝進出逃すも「シーズン長い」

 「カヌー・スラロームW杯」(22日、ブラチスラバ)

 男子カナディアンシングルでリオデジャネイロ五輪銅メダルの羽根田卓也(31)=ミキハウス=は準決勝12位で、上位10人による決勝に進めなかった。女子カヤックシングルの矢沢亜季(昭和飛行機工業)と竹下百合子(キッコーマン)も準決勝で敗退した。今大会とW杯第3戦、世界選手権(9月・スペイン)の3大会のうち獲得ポイントの高い2大会に10月の最終選考会の成績を合算し、各種目の最上位が来年の東京五輪代表となる。

 決勝進出を逃した日本の第一人者の羽根田は、今月上旬に合宿先のスペインで体調を崩し「やっとこのレースに間に合ったという感じ」と明かした。ただ、男子カナディアンシングルの日本勢ではただ一人の予選突破で「もちろん(代表)選考が第一。しっかり負けないでやっていきたい」と、代表争いでは優位に立った。

 調整十分ではなかっただけに、今後は体調の回復とともに状態が上向いていくとの感触もある。「初戦で『バーン』といい成績を残せればよかったけれど、シーズンは長い」と語る表情には余裕がうかがえた。

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