須崎優衣が涙の優勝 リオ五輪金の登坂に完勝「世界選手権の代表になりたい」

 「レスリング・全日本選抜選手権」(16日、駒沢体育館)

 世界選手権(9月、カザフスタン・アスタナ)の代表選考会を兼ねて行われ、女子50キロ級決勝で、世界選手権2連覇の須崎優衣(19)=早大=が、リオデジャネイロ五輪48キロ級金メダリストの登坂絵莉(25)=東新住建=をテクニカルフォールで退けて優勝した。

 須崎はいきなり登坂のバックを取り、何度もローリングし、次々と加点。あっさり10ポイントを獲得し、テクニカルフォール勝ちした。

 これでプレーオフ(7月6日、埼玉県和光市)に進出。4月のアジア選手権を制した全日本女王の入江ゆき(自衛隊)と対戦し、勝った方が世界選手権の切符を手にする。須崎は「勝って世界選手権の代表になりたい」と、大粒の涙を流した。

 世界選手権でメダルを獲得すれば、東京五輪代表に内定する。

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